ドラゴンクエストⅪ(以下、DQ11)の序盤の印象を綴りたいと思います。
プレイ環境はNinntendo 3DSでのプレイですので、2Dモードでのプレイしかしておりません。
ドラゴンクエスト10にて3DのRPGの操作に慣れている方はPS4でのプレイも良いとは思います。
ただ…。DQ11は2Dモードのほうが快適にプレイできることと感じます。
これを踏まえて、感想を述べると、マップ上に隠し要素が豊富で、現実の生活で自動車を運転するかたがナビゲーションシステムをちょくちょく確認しながら、事故の無いように運転するという判断が問われるゲームになっているため、見落としや見当違いが生じる可能性のあるゲームに仕上がっています。
これは、デザイナーの堀井雄二氏がこだわった点だと感じます。
もともと、堀井雄二氏のゲームは即時判断(即断即決)が必要な、アクションゲームプレイヤー向けのゲーム力を必要としています。
本人に聞いたわけではありませんが、スーパーマリオの影響を多く受けているゲームが歴代のドラクエにあり、将棋や囲碁を打つかたにとっても楽しめるRPGであるという印象を持っていました。
今回はAIに対しての評価があまり聞かれませんが、AI戦闘でも難局を切り抜けるほど洗練されいるゲームとなっており、熟練のデザイナーの仕事だなと感じます。
ただし、シナリオ制作から少し遠ざかっている感じが受けるので、以前までの堀井節があまり多くみられない。
それでもシナリオは監修しているようで、堀井節を模倣できる者が作ったシナリオで楽しめることが可能。
なぜ、シナリオを書かなくなったのかは、当人しか知りえませんが、少し寂しく感じるドラクエをプレイしたいなら、今作から入った方が良いと思う。
DQ~DQⅨまでは、堀井雄二氏の意見が十分反映されたものとなっている。
DQⅩ~DQⅪはシナリオは半分以上はサポートメンバーが書いたものと感じられる。
スターウォーズサーガも13までは当初の制作構想にて作るとされているので、DQもスターウォーズに負けないくらいのエンターテインメントを見せてほしいなと感じた。
面白いものは面白いけど、ちょっとだけ物足りない感じがするドラクエという最初の印象。